2022年4月30日、山口県宇部市の「ときわ公園」を子どもたちと訪れました。2014年の冬に来て以来、約8年ぶり。今回は春の緑が気持ちよい園内を歩きながら、野外彫刻をたっぷり見て回りました。
ここは、ただ作品が並んでいるだけの場所ではありません。芝生の向こう、木陰、水辺……歩く先々に違う形の彫刻が現れます。「あっちにも、こっちにもある!」と、次を探したくなる楽しさがありました。
あっちにも、こっちにも!広い芝生がアートの散歩道
まず伝えたいのは、ときわ公園の開放感。常盤湖を背景に緑が広がり、そのあちこちに彫刻が立っています。ひとつの作品を眺めて顔を上げると、少し先にも別の作品。
室内の美術館とはまた違って、作品と景色を一緒に楽しめるのがいいところ。次は何があるんだろう、と歩くこと自体が楽しくなります。

作品が多い!彫刻ガイドを眺めるだけでもワクワク
園内には、地図と作品写真が一緒になった「ときわ公園彫刻ガイド」の案内板もありました。作品があちこちに点在している様子が分かり、「こんなにあるの?」と驚くボリュームです。

作品名と作者名の一覧もありましたが、名前だけでは想像できない形がたくさん。まずは目に入った作品に近づいて、気になったものを眺める。そんな気軽な楽しみ方が似合う場所だと思います。

※掲載した案内板は2022年4月に撮影したものです。展示場所や作品の情報は変更されることがあります。
子どもの足が止まらない!思わず近づきたくなる彫刻
懐かしの白いバスへ一直線! その奥にも作品が
芝生の先には、2014年にも見た白い木のバス。見つけると子どもたちがまっすぐ駆け寄っていきました。以前来たときの小さな姿を思い出して、私はちょっと懐かしい気持ちに。
しかも、その奥にはカラフルな動物たちの彫刻も見えます。一つ見つけたら、また次へ。広い公園で宝探しをしているみたいです。

色とりどりの動物が積み重なっている!
青やピンク、茶色など、にぎやかな色づかいの動物たち。よく見ると、いろいろな動物が上へ上へと重なっています。緑の中でひときわ目立っていました。
難しい説明がなくても「これ、何の動物かな?」と眺めたくなる、親しみやすい作品です。

大きなメガネと記念撮影
こちらは、地面に置かれた大きなメガネの形の作品。普段使うものが巨大になるだけで、こんなに面白いんですね。
子どもがそばに立つとサイズ感もよく分かります。背景の木々まで含めて、写真に残したくなる光景でした。

四角、石、鏡みたいな球体。形も素材もまったく違う
空中に浮いて見える四角い作品
細い柱の上に、大きな赤茶色の四角い箱のようなものが載っています。近くに人が立っていると、その大きさがさらに際立ちます。
「これ、どうやって支えているんだろう?」と、形だけでなく構造まで気になってしまう作品でした。

石がパズルみたいに組み合わさる
赤っぽい石、白っぽい石、黒っぽい石。大きな石が互い違いに組み合わさっていて、近くで見ると角や表面のざらざらした質感がよく分かります。
石なのにどこか動きがあるようで、見る角度を変えたくなります。

景色まで映す、ピカピカの球体
白い石の柱の上に、鏡のような金属の球がいくつも連なった作品もありました。表面には青空や周りの木々が映り込み、立つ位置で見え方が変わります。
彫刻そのものだけでなく、映り込む公園の景色まで作品の一部のように感じられました。

卵のような金属のオブジェも
建物の壁のそばには、大きな卵のような形の金属作品。丸い板が重なったような表面と、ところどころに見える緑が印象的です。
遠くから見るのと、少し近づいて模様を見るのとでは、また違う面白さがあります。

湖畔や木陰でも、次々に出会う不思議な形
彫刻は広い芝生だけでなく、水辺や木陰にもありました。湖を眺めながら歩いていると、自然の景色の中に突然、存在感のある形が現れます。
「何に見える?」と考えたくなる石の彫刻
水辺の近くには、穴や曲線のある複雑な石の作品。子どもと並ぶと、その高さや形の面白さがよく伝わります。
さらに木陰には、小さな四角い穴が二つ開いた、大きな石のような作品も。同じ石の彫刻でも雰囲気はまったく違います。


黒い丸い形と、長く伸びる赤茶色の金属
常盤湖のすぐそばで見つけたのは、丸みのある大きな黒い作品。小さな入口のような穴があり、思わずのぞきたくなる形です。
別の場所には、赤茶色の金属が大きく横へ伸びた作品もありました。どちらも広い芝生と湖を背景にすると、いっそう迫力があります。


赤い大きな作品、そして水の中の金色のアーチ
鮮やかな赤い金属の作品は、細かい部品や長く伸びた飾りが組み合わさった複雑な形。すぐ後ろには湖が広がり、青と赤の組み合わせが目に残ります。
さらに浅い水の中には、金色のアーチのような作品も。水面の光と一緒に眺めると、芝生に置かれた彫刻とはまた違う印象でした。


子どもと野外彫刻めぐりを楽しんで感じたこと
今回よかったのは、作品を全部理解しようとしなくても楽しめたことです。色や形を見て「何に見えるかな?」と考えたり、遠くに見える作品へ近づいたり。それだけで散歩がちょっと特別になります。
なかでも、子どもたちが白いバスに向かって走っていく姿や、大きなメガネと並んだ写真は、あとから見返しても当日の雰囲気が伝わります。アートを見に行ったはずなのに、子どもの成長まで思い出せる。家族のお出かけの面白いところですね。
園内は広いので、歩きやすい靴で、飲み物を持って、気になる作品から無理なく巡るのがよさそうです。撮影当時の案内板と今の展示は異なる可能性があるため、最新の彫刻マップを見てから出かけると安心です。
遠方から訪れる場合や周辺観光と組み合わせる場合は、宿泊先も一緒に探しておくと便利です。
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まとめ|ときわ公園は「次の作品」を探す時間も楽しい
山口県宇部市のときわ公園は、湖や緑の景色を楽しみながら、さまざまな野外彫刻と出会える場所でした。大きなメガネ、積み重なる動物、鏡のような球体、迫力ある金属作品。ひとつひとつの個性が強く、歩いても歩いても飽きません。
何より印象的だったのは、「あっちにも! こっちにも!」と次々に作品が見つかること。子どもと一緒に歩くアート散歩、2022年春のよい思い出になりました。
※この記事は2022年4月30日の訪問記録です。掲載写真・案内板は当時のもので、現在の展示状況や施設情報とは異なる場合があります。
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2014年に初めて訪れたときの記録は、山口・ときわ公園へ子どもとお出かけ!木のバスと冬のイルミネーション【2014年】で紹介しています。
参考情報(外部サイト)
最新の展示や散策マップは、ときわ公園公式サイト「彫刻」、宇部市公式サイト「彫刻を見に行こう!」で確認できます。
※参考情報のリンク先は、育児ログとは別の外部サイトです。
