子ども会の役員は大変?ストレスの原因と負担を減らす工夫【体験談】

「子ども会の役員って、やっぱり大変?」「仕事も家のこともあるのに、ちゃんとできるかな?」「役員同士の人間関係も、ちょっと心配……」

子ども会の役員を引き受けることになったら、いろいろ気になりますよね。私も以前、子ども会や、その活動を支える育成会の役員を経験しました。実際にやってみると、これがなかなか大変!会議や行事はもちろん、資料作成や連絡、準備、引き継ぎなど、表には見えない仕事もいろいろあるんです。

えっ、これも役員の仕事? ……まじか。そんな話、聞いてないって!

そんなふうに思ったことも、正直ありました。でも、大変だったことばかりではありません。むしろ、一緒に活動したメンバーには本当に恵まれたなぁと思っています。それぞれの得意なことを活かし、困ったときには助け合う。そんな雰囲気だったので、仕事は大変でも、人間関係で悩むことはほとんどありませんでした。

子ども会の役員は、仕事内容だけでなく「誰と、どうやって取り組むか」も大切。

今回は私自身の経験をもとに、大変だったこと、良かったこと、そして負担を減らすための工夫について、率直にお話しします。

この記事でわかること
・子ども会役員の何が大変だったのか
・やって良かったと感じたこと
・ストレスや負担を軽くするための工夫

※この記事は過去の役員経験をもとにした体験談です。仕事の内容や運営方法は、地域・団体によって異なります。

目次

子ども会の役員は大変?実際にやってみた感想

結論からいうと、大変なことは、確かにありました。ただ、だからといって「役員なんて絶対にやりたくない!」というわけでもないんです。私の場合、負担を感じたのは仕事の量や進め方。一方で、メンバーには恵まれていたので、気持ちの面ではずいぶん助けられました。

同じ役員の仕事でも、協力して進められる環境なのか、一人で抱え込まなければならない環境なのかで、感じ方は大きく違ってきます。もう一つ気になったのが、昔から続いている活動の進め方です。もちろん、長年続けてきたことには理由があるのでしょう。でも、今の保護者の生活に合っているかというと、ちょっと疑問に感じることもありました。

仕事も家庭もあって、毎日あっという間。そこに役員の仕事まで加わるのですから、なかなか大変です。気持ちは前向きでも、体は一つ。分身できるものなら、とっくに家事担当をもう一人増やしています。子どもたちのための活動だからこそ、支える保護者も無理なく関われる仕組みがあるといいですよね。

子ども会役員の何が大変だったのか?

1.会議や行事で時間が取られる

まずは時間の問題です。子ども会の活動は、普段の仕事や家事、育児の合間に行うことになります。平日の夜に会議があれば、家族との時間や家事の予定に影響します。休日に行事が入れば、普段できない用事との調整も必要になります。会議や行事の時間だけでなく、準備や移動にも時間がかかります。一つひとつは短時間でも、積み重なると結構な負担になるんですよね。

仕事の予定、家族の予定、子どもの予定、そして役員の予定。予定表だけ見ると、ちょっとした売れっ子。ただし、ギャラはゼロ。忙しさだけは一人前です。もちろん行事には意味があります。ただ、役員を引き受けたからといって、仕事や家庭の事情がなくなるわけではありません。参加できない日があっても、お互いにフォローできる運営が理想だと思います。

2.表には見えない仕事が意外と多い

役員の仕事というと、会議への出席や行事のお手伝いを思い浮かべるかもしれません。でも、実際にはその裏側にもいろいろな仕事があります。

  • 会議資料や議事録の作成
  • 行事の案内や申込書の準備
  • 関係者への連絡・調整
  • 資料の印刷や配布
  • 次の役員への引き継ぎ

私はパソコンを使った資料作成などに関わっていたので、こうした事務作業の手間を感じることがありました。資料って、作ったら終わりじゃないんですよね。内容を確認して、印刷して、仕分けして、配って……。ようやく完成!と思ったところから、まさかの第2ラウンドです。目に見える行事だけでなく、準備や事務作業にも時間がかかる。 これは実際に役員をやってみて感じたことの一つです。

3.引き受ける前に仕事内容がわかりにくい

これも、ちょっと困ったことでした。役員を決めるときには、会長や書記、会計など、役職の名前を聞くことが多いと思います。でも、名前だけで具体的な仕事内容までわかるかというと、なかなか難しいものです。同じ役職でも団体によって仕事の範囲が違いますし、引き継ぎや任期後に必要な対応がある場合も。役職名はたった数文字なのに、中身はなかなかの長編。せめて目次くらい、先に見せてほしかった……。

私自身も、活動を始めてから初めて知ったことがありました。「いや、それ先に言ってくれん?」というのが正直な気持ちです。前任者にとっては当たり前でも、初めての人にはわからないことがたくさんあります。仕事内容や活動期間、年間の予定は、事前に確認できると安心ですね。

4.昔からのやり方を変えるのが難しい

「毎年やっているから、今年も同じように」。地域の活動では、こうした考え方もあると思います。もちろん、続けることに意味のある行事もあります。でも、何年も前からのやり方が、今の生活スタイルに合っているとは限りません。例えば会議なら、資料の確認や簡単な連絡だけで済む場合もあるかもしれません。講演会などの行事も、直接参加する価値があるものと、別の方法を検討できるものがありそうです。

とはいえ、運営方法を変えるのは簡単ではありません。関係者への説明や調整が必要ですし、自分たちだけでは決められないこともあります。しかも、役員の任期は限られています。日々の仕事をこなしながら見直しまで進めるのは、かなりのエネルギーが必要です。もし会議を減らすための会議が増えたら……なんでやねん、ですよね。

これ、もうちょっとラクにできるんじゃね? ……と思うんですけどね。

変えた方がいいと思っていても、なかなか変えられない。このもどかしさも、役員活動で感じた負担の一つでした。

それでも、役員をやって良かったと思うこと

ここまで大変だったことを書いてきましたが、良かったこともありました。私の場合、何より大きかったのは、一緒に活動したメンバーの存在です。

1.一緒に活動するメンバーに恵まれた

ありがたいことに、役員同士の人間関係はとても良好でした。お互いの仕事や家庭の事情を理解しながら協力できる雰囲気があったんです。仕事量が多いと感じることはありましたが、相談できる人がいるだけで気持ちはずいぶん違います。

困ったときにフォローし合う。「ありがとう」「お疲れさま」と声をかけ合う。特別なことではないかもしれませんが、こうした気遣いは本当にありがたかったです。役員の人間関係が心配という方もいると思いますが、私の場合はそこが一番恵まれていた部分でした。

大変なこともあったけど、メンバーには本当に恵まれました。

2.それぞれの得意なことを活かせた

メンバーそれぞれに得意なことがあったのも良かったです。私の場合は、パソコンで資料を作る仕事が比較的得意でした。とはいえ、パソコンが使えるからといって万能なわけではありません。困ったときは、私だって普通に困ります。人との連絡や調整が上手な人、行事を進めるのが得意な人など、得意分野は人それぞれ。周りの様子を見ながら、さりげなく気配りできる人にも助けられました。

全員が何でもできる必要はないんですよね。 得意なことを持ち寄り、苦手なところは助け合う。その方が仕事も進めやすくなります。ただし、「パソコンが使えるから、この人に全部お願い!」では別の負担が生まれてしまいます。それでは適材適所というより、「とりあえずあの人に頼もう制度」です。得意なことだけでなく、時間の都合も考えたいですね。

3.完璧を求めすぎない雰囲気があった

もう一つ良かったのが、無理をしないという考え方です。私たちの場合、何でも完璧にこなすことを求める雰囲気ではありませんでした。

  • 無理はしない
  • できないときは、できないと言う
  • 困ったときは相談する
  • 担当以外の仕事も、できる範囲でフォローする

こうした考え方を共有できていたのが大きかったと思います。もちろん、引き受けた仕事には責任があります。でも、責任を持つことと、一人で何でも抱え込むことは別の話。ボランティア活動だからこそ、お互いの事情を尊重しながら進めることが大切だと感じました。

子ども会役員のストレスや負担を減らす5つの工夫

では、どうすれば負担を軽くできるのでしょうか。ここからは、実際に良かったことと、経験を振り返って「取り入れると良さそう」と考えたことを分けて紹介します。すべてを当時の活動で実践したわけではありません。

1.仕事内容を「見える化」する

まずは、どんな仕事があるのかを整理すること。年間の行事、会議、準備する資料、担当者などを一覧にしておけば、活動の全体像をつかみやすくなります。「いつ、誰が、何をするのか」。これがわかれば役割分担もしやすく、次の役員への引き継ぎにも役立ちます。毎年引き継ぎのたびに一から説明しているなら、それだけでも結構な負担です。せっかく積み上げたノウハウが、毎年「振り出しに戻る」ではもったいないですよね。前年度の経験や資料は、次の人にも活かしたいものです。

2.得意分野と時間の都合で役割分担する

これは、自分自身の経験からも大切だと感じたことです。パソコン作業が得意な人、連絡や調整が得意な人、行事の進行が得意な人。それぞれが得意な部分を担当できると、進めやすくなります。ただし、得意だからといって仕事を集中させるのは考えもの。仕事や家庭の状況、活動できる時間も合わせて考えたいところです。

3.役員だけで仕事を抱え込まない

役員の仕事には、専門的な知識が必要なものばかりではありません。行事の準備や当日のお手伝いなど、内容を説明すれば協力してもらえることもあります。私たちも、役員だけで抱え込まず、できる仕事は周囲にお願いすることを意識していました。

「説明するより、自分でやった方が早いかな」と思うこともあります。私もつい、そう考えてしまいがちです。でも、それを続けると、いつまでも同じ人が忙しいまま。気づけば「誰が私の仕事を増やしたの?」……はい、自分でした。なんてことにもなりかねません。お願いする仕事をわかりやすく整理して、無理のない範囲で協力してもらう。そんな仕組みがあれば、負担の集中を防ぎやすくなると思います。

4.会議や行事の目的を見直す

会議も行事も、実施すること自体が目的ではありません。「何のために行うのか」「子どもたちにとって、どんな意味があるのか」を、たまには振り返っても良いのではないでしょうか。もちろん、保護者の負担を減らすために何でもなくせばいい、という話ではありません。子どもたちが楽しみにしている行事や地域との交流にも、大切な価値があります。

だからこそ、残したい価値は残しながら、準備や運営の負担を減らす工夫ができるといいですね。例えば、会議の進め方を見直す、行事の準備を簡素化する、参加方法を工夫するといった方法が考えられます。

5.連絡や資料管理を効率化する

個人的には、ここが特に改善の余地を感じた部分です。役員をしていた頃は、紙の資料を作成して、印刷して、配布する作業が多くありました。もちろん紙が必要な場面もありますが、すべてを紙で管理しなくてもいいのでは? と感じていました。

  • 一斉連絡ができるツールを活用する
  • 資料をクラウドに保存し、必要な人と共有する
  • 引き継ぎ資料をデータで残す
  • 行事の申し込み方法を見直す

こうした方法は考えられますが、当時すべてを実践できたわけではありません。利用する人の環境に合わせることや、個人情報を適切に管理することも大切です。便利にしたくてツールを入れたのに、今度は使い方の説明で大忙し……となれば、「効率化、どこ行った?」です。新しい仕事を増やさない工夫も必要ですね。無理なくできるところから始めるのが良いと思います。

資料共有について考えたことは、別の記事にもまとめています。

関連記事:資料をクラウドストレージで管理するメリットは?

これから子ども会の役員になる人へ

これから役員を引き受ける方には、できれば事前に仕事内容を確認しておくことをおすすめします。

役員になる前に確認しておきたいこと
・年間で何回くらい会議や行事があるか
・平日の夜や休日の活動はどれくらいか
・担当する仕事は具体的に何か
・都合で参加できない場合はどうするか
・引き継ぎや任期終了後の仕事はあるか

役職の名前だけではわからないことも多いので、できるだけ具体的に確認しておくと安心です。そして、活動が始まったら、何でも一人で頑張ろうとしないこと。私自身、メンバーに恵まれたことでずいぶん助けられました。

もちろん、誰もが同じ環境で活動できるとは限りません。協力してもらえなかったり、仕事が特定の人に集中したりする場合もあると思います。そんなときは無理を重ねず、ほかの役員や運営に関わる人に相談することも大切です。子どもたちのための活動だからこそ、大人たちも無理なく関われる。 そんな子ども会が増えるといいですね。

ちなみに、子ども会と育成会の違いが気になる方は、こちらの記事も参考にしてください。

関連記事:育成会とは?子ども会と何が違う?

まとめ|子ども会の役員は大変。でも、悪いことばかりではない

子ども会の役員を経験して感じたのは、大変さは仕事内容だけでなく、運営方法や一緒に活動するメンバーによっても変わるということです。私も時間や手間のかかる作業には何度も疑問を感じました。「もっと簡単にできるはずなのに!」と思うこともありました。一方で、良いメンバーに恵まれ、それぞれの得意分野を活かしながら協力できたことは、本当にありがたかったです。

仕事を整理すること、負担を分担すること、必要に応じて昔からのやり方を見直すこと。少しずつでも改善していけたらと思います。

完璧を目指すよりも、みんなで無理なく続けられること。

これから役員になる方も、すでに活動中の方も、少しでも気持ちを楽にして取り組めますように。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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