子どもの読書ノート無料テンプレート|図書館・自治体の実例と楽しく続ける工夫

子どもが読んだ本を記録する「読書ノート」。気にはなるけれど、わざわざ買っても続くかどうか分からないし……と、ちょっと迷いませんか?

そんなときに知っておきたいのが、自治体や公共図書館が公開している、無料の読書ノート・読書手帳です。調べてみると、感想をひとこと書くタイプから、スタンプを集めたり、周りの人とやり取りしたりするタイプまで、なかなか個性的。

無料なのに、工夫がいっぱい。これは見ているだけでも楽しい!

今回は、公式サイトでダウンロード案内を確認できた4つの実例と、私が特に面白いと思った図書館の取り組みを紹介します。本人が「これ、使ってみたい!」と思えるものを探す参考になればうれしいです。

この記事で紹介するもの
・春日井市:ひとこと感想と星で記録
・甲府市:シンプルな読書記録ノート
・久留米市:表彰状付きの手作り読書手帳
・千葉市:家族や友達とも楽しめる「まほうの読書ノート」
・甲賀市:読書忍者を目指す「こども読書通帳」

※各サービスの内容や配布条件は変更されることがあります。印刷や利用の前に、リンク先の図書館公式ページをご確認ください。

目次

まずは無料で印刷できる読書ノートをチェック!

春日井市|ひとこと感想と星で、気軽に記録

愛知県の春日井市図書館では、表紙・記録用紙・作り方・表彰状をダウンロードできます。読んだ日や本の題名、作者のほか、「ひとこと」欄に感想や心に残った言葉を自由に書ける形式です。

面白いのは、本の面白さを星の数で表せること。文章にするのがまだ難しいときでも、「星3つ!」と記録するだけなら取り組みやすそうです。書き終えたときの表彰状も、ちょっとうれしい仕掛けですね。

春日井市図書館「読書手帳」公式ページ

甲府市|書く内容が分かりやすい、シンプルなノート

山梨県の甲府市立図書館では、子ども向けの「読書記録ノート」を公開しています。記録するのは本の名前、作者、読み終わった日、感想など。A4用紙に両面印刷して作れるようになっています。

必要な項目がまとまっているので、まずは読んだ本を記録してみたいという場合に向いていそう。市の鳥・カワセミのイラストも、さりげなくかわいいです。あれもこれもと書く欄が多いノートより、こういうシンプルな形式が合う子もいると思います。

甲府市立図書館「読書記録ノート」公式ページ

久留米市|自分で作れる、表彰状付きの読書手帳

福岡県久留米市の公式サイトには、読書手帳の表紙、記録用紙、表彰状、作り方が用意されています。A4用紙に印刷して折り、重ねてとめれば、自分だけの手帳の完成です。

この「自分で作れる」というところ、私は好きです。本を読み始める前から、ちょっとした工作気分を味わえますし、自分で作った手帳なら、愛着も湧きそうです。記録の最後に表彰状があるのも、楽しい工夫だと思います。

久留米市「読書手帳」公式ページ

特におすすめ! 千葉市「まほうの読書ノート」

いろいろ調べた中でも、私が「これはいいな!」と思ったのが、千葉市図書館の「まほうの読書ノート」です。単なる読書記録にとどまらず、本を読むことが誰かとの会話につながる仕組みがあるんです。

年齢に合わせて選べて、使い方の説明もある

公式サイトには、年長さん用・小学校1〜3年生用・4〜6年生用の表紙や記録用紙、使い方の案内があります。冊数を記録する台紙や、おすすめカードなども用意されていて、好みに合わせて組み合わせられます。

子どもによって、文字を書くのが好きだったり、絵やスタンプの方が楽しかったり、好みはそれぞれ。決まった形に合わせるのではなく、本人が楽しめる形に近づけられるのがいいですね。

「周りの人からのひとこと」が素敵

私が特に気に入ったのは、家族や友達などから、読んだ本についてメッセージをもらえる欄があること。例えば子どもが「ここが面白かった」と話したら、「私はこの登場人物が好きだったよ」と返してみる。それだけで、本をきっかけに会話が生まれます。

「よく読めました」と評価するだけじゃなく、同じ本について違う感じ方を話せるのが面白いと思うんです。前回の記事で紹介した「本のお便り便」にも通じる発想ですね。

読書ノートが、家族の交換日記みたいになるかも。

千葉市図書館「まほうの読書ノート」ダウンロードページ

アイデアが楽しい! 甲賀市「こども読書通帳」

無料テンプレートとは別に、図書館の面白い取り組みとして紹介したいのが、滋賀県甲賀市の「こども読書通帳」です。

忍者の「たぬ吉」たちが登場し、小学校の学年ごとにテーマが違います。例えば1年生は読書忍者を目指し、別の学年では地元の昔話や特産品、お祭りなどを知る内容。本の記録をしながら、地元のことまで楽しく知れるというのが面白いですね。

さらに、50冊読んだ子には、しおりにもなる「免許皆伝証」が渡される仕組み。免許皆伝証ですよ。なんだか本当に忍者修行をしている気分になれそう!

こちらは甲賀市の子どもたちを対象とする配布型の取り組みで、誰でも印刷できるテンプレートとしての紹介ではありません。ただ、読書をゲームのように楽しめるアイデアは、家庭でも参考になりそうです。

甲賀市図書館「こども読書通帳」公式紹介

読書ノートは「全部埋める」より「また書きたい」が大切

いろいろなノートを見て感じたのは、記録する項目の多さよりも、本人が無理なく楽しめるかが大切だということです。最初は本の題名だけでもいいし、星を塗るだけでも十分。「また書きたい」と思えたら、ひとこと感想や好きな場面を少しずつ加えてみてもいいですね。

読み聞かせの記録なら、「読んだ本」だけでなく「この場面で笑っていた」「ここを何度も読んでほしがった」など、子どもの反応を残しておくのもいい方法。あとから見返したとき、冊数以上に、そのときの会話や表情が思い出になる気がします。

実は以前、自分の地域にこうした読書ノートが見当たらず、読書推進の担当者に「こういう仕組み、子どもたちのきっかけになるかもしれませんよ」と提案したことがあります。採用されたという話ではないのですが、それくらい面白い取り組みだと感じたんです。

もちろん、毎回書きたくない日があっても大丈夫。読書そのものが楽しい時間であることを、いちばん大切にしたいですね。

まとめ|気になるものを一つ試してみよう

読書ノートと一口に言っても、シンプルな記録帳、星で評価するタイプ、表彰状付き、周りの人からメッセージをもらえるタイプなど、実にさまざま。無料で公開されているものなら、どれが合うか試しやすいのも魅力です。

「何冊読んだか」だけではなく、「どんな本が好きだったか」「誰とどんな話をしたか」が残る。そんな読書ノートなら、親子にとってちょっと素敵な思い出にもなりそうです。

市販の読書ノートを比べたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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