福岡県福津市の宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)に、子どもたちと出かけてきました。
きっかけは、海まで一直線に延びる参道が夕日に照らされる「光の道」。嵐のCMで知った方も多いかもしれません。さらに境内には、とにかく大きな「大しめ縄」があると聞き、これは一度見てみたい!と親子で訪ねることにしました。
訪れたのは2019年12月29日。最初にお伝えすると、私たちが見たのは夕日に染まった「光の道」ではなく、海へまっすぐ続く参道そのものです。でも、これが予想以上に感動的でした。
今回は、子どもたちと実際に歩いたときの写真を交えながら、参道からの眺めや大しめ縄、これから訪れる方が知っておきたい「光の道」の時期をご紹介します。写真は訪問当時のものなので、街並みや店舗の様子が現在と異なる場合があります。
宮地嶽神社は福岡県福津市にある神社
宮地嶽神社があるのは、福岡県福津市。福岡市からも北九州市からも出かけやすい場所にあり、参拝と合わせて周辺を散策できるのが魅力です。
住所は福岡県福津市宮司元町7-1。JR福間駅からはバスまたはタクシーで約5分、徒歩なら約25分(約2km)と公式サイトに案内されています。車の場合は九州自動車道の古賀IC、若宮IC方面からアクセスできます。駐車場の利用条件は行事によって変わるため、当日のお知らせも確認しておくと安心です。
参道を歩くところから、親子の発見が始まった
歴史を感じる建物と、松ヶ枝餅のお店
駐車場から神社に向かう途中、娘が立派な木造の建物を見つけました。「あの古そうな建物、何だろう?」。調べてみると、松ヶ枝餅などで知られる大阪屋というお店でした。

神社に行く途中の何気ない風景も、子どもと歩くと小さな調べ学習になります。とはいえ、当の私は「へえ、そうなんだ!」と一緒に感心してばかり。親も知らないことは、山ほどありますね。
参道には松ヶ枝餅を扱うお店などが並んでいました。写真の看板や店構えは訪問当時のものです。

石段の途中で振り返ると、海まで道が続いていた
石の鳥居をくぐると、目の前に階段が続いています。特別険しい山道というわけではありませんが、子どもと一緒なら、足元を見ながらゆっくり上るのがよさそうです。

階段を上る途中、つい何度も後ろを振り返ってしまいました。上るほど、参道の先の景色が広がっていくんです。

そして、上りきって振り返ったときの眺めは、写真で見るよりずっと印象的でした。鳥居の向こうに道が伸び、その先は海へ。どこまでもまっすぐ続いているように見えます。

娘は「こんなにまっすぐの道を見るの、初めて」。息子は「ずっと向こうまで続いている。誰が作ったの?」と不思議そうでした。
「きれいだね」で終わらず、「誰が、何のために?」という疑問が自然に出てくる。これが、私にとって親子のお出かけの面白いところです。もちろん、その場で答えが出なくても大丈夫。帰ってから気になったことを調べるのも、また楽しい時間になります。
「光の道」はいつ見られる?参道の景色との違い
宮地嶽神社の「光の道」として有名なのは、海に向かって延びる参道の延長線上に夕日が重なり、まっすぐな道が光に照らされる光景です。神社の公式案内では、見頃となる時期は例年2月と10月とされています。
ただし、参道の一直線の景色は、それ以外の時期にも眺められます。私たちが訪ねた12月29日も、夕日の「光の道」が見られる日ではありませんでした。それでも、石段の上からの景色は十分に魅力的でした。
夕日の観覧を目指すなら公式案内を確認
「光の道」の時期には多くの人が訪れ、特別祈願祭や一般拝観のための案内が設けられます。整理券の配布時間、観覧方法、石段の通行規制などは、その年や行事の運営によって変わる可能性があります。
2026年10月の「光の道〜夕陽のまつり〜」は、10月10日(土)〜20日(火)と発表されています。一般拝観の整理券は午後2時から、案内は午後4時30分頃からとのこと。特別祈願祭は事前予約が必要です(2026年10月の公式発表に基づく情報)。今後の開催については必ず最新のお知らせをご確認ください。
私たちのように混雑を避けて参道の景色を楽しむのも一つの選択です。小さな子と一緒なら、夕日の時間にこだわらず、ゆとりのある日程で参拝するのもよいと思います。
大しめ縄は、写真よりずっと大きかった
参道の景色を堪能したら、次は本殿の方へ。途中には、嵐が「光の道」のCMを撮影したことを記念する植樹の案内もありました。

門が見えてくると、すでにその奥にしめ縄らしきものがちらり。近づいていくと、ついに登場しました。

どーん!
大げさな表現ではなく、本当にそんな感じでした。子どもたちも、吸い寄せられるように近寄って見上げていました。

宮地嶽神社の公式サイトによると、大しめ縄は直径約2.6m、長さ約11m、重さ約3トン。神社では「三つの日本一」の一つとして紹介しています。毎年掛け替えられているというから、驚きです。
下から見上げると、わらが何重にも編み込まれた様子がよく分かります。あの大きなものを人の手で作り、掛け替えているんですね。

子どもと「どうやって作るんだろう」「何人くらいで持ち上げるのかな」と話しながら眺めました。大きさを実際に体感するだけでも、写真や数字からは得られない発見があります。
子どもと訪れるなら、ここを意識すると楽しみやすい
今回の体験を振り返ると、親子で訪れるときに意識したいのは次のようなことでした。
- 石段は急がずに。上り下りの途中で景色を楽しみながら、足元にも注意する。
- 夕日の「光の道」と通常の参道の景色を区別する。夕日が見られない日でも、海へ続く道の眺めは楽しめる。
- 気になったことはその場で一緒に話す。建物、道、しめ縄など、子どもの「なぜ?」を大切にする。
- イベント時は事前確認。整理券や参道の通行案内、駐車場の規制は公式サイトで確認する。
そして何より、あれもこれも見なければと頑張りすぎないこと。子どもが足を止めた場所に、思いがけない発見があるかもしれません。
次のお休みはどこへ?親子のお出かけ先を探す本
宮地嶽神社では、まっすぐな参道や大しめ縄を見て、子どもたちが次々に「これ、何だろう?」と興味を持っていました。身近なお出かけ先にも、まだ知らない景色や発見がたくさんあるんですね。
「今度のお休みは、どこに行こう?」。そんなときにお出かけ先を探すヒントになりそうなガイドブックを2冊ご紹介します。どちらも私が実際に使った本としてではなく、親子向けの候補としての紹介です。
九州のいろいろなスポットを探すなら『るるぶこどもとあそぼ!九州』
『るるぶこどもとあそぼ!九州(2026年版)』は、九州の親子向けお出かけスポットを幅広く探したいときの一冊。神社や史跡だけでなく、違うジャンルの行き先も見比べながら、子どもと相談するのも楽しそうです。
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福岡周辺のお出かけを考えるなら『九州パパママWalker』
『九州パパママWalker2025-2026』は、子どもとのお出かけをテーマにしたガイド。福岡周辺から日帰りのお出かけ先を考えるときに、行き先探しの参考になりそうです。
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※掲載した本は2025〜2026年版です。紹介施設の営業日・料金・イベントなどは変更されることがあるため、お出かけ前には各施設の公式情報もご確認ください。
まとめ|夕日の時期でなくても、親子で行く価値があった
宮地嶽神社を訪ねて印象に残ったのは、海へ一直線に続く参道の景色と、見上げるほどの大しめ縄。そして、道を見て「誰が作ったの?」と不思議がる子どもたちの姿でした。
私たちが訪れた日は、夕日の「光の道」を見られる時期ではありませんでした。それでも、実際に歩いてみることで、親子でいろいろなものを発見できた旅になりました。
ちなみにこのあと、本殿のさらに奥へ進んだ私たちは、昔の家が並ぶ民家村や、動物たちに会える宮ZOOも見つけました。子どもたちの「村がある!」という驚きから始まった散策の続きは、【続編】宮地嶽神社の奥にこんな場所が!民家村自然広苑と宮ZOOを子どもと散策で紹介しています。
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