今回は「辞書バッグ」というものを取り上げます。
小学生を持つママたちの間では定番になりつつある「辞書バッグ」を知っていますか?呼び名は、「辞書カバー、辞書かばん、国語辞書バック、国語辞典カバー」などいろいろですが、簡単にいうと辞書にかぶせて持ち運べるカバーです。
通常、小学校の授業で辞書を使い始めるのは2~3年生ぐらいから。学校だけじゃなく自宅でも使うので、「持ち運べて、すぐ使える専用バッグがあると便利!」ということで、小学生のママさん達のそんな声から生まれました。
手提げバックや巾着タイプなど辞書を丸ごと入れるタイプもありますが、便利で使いやすいとSNSなど話題になっているのはこんなカタチ↓↓
小学校で推奨される辞書サイズはだいたい規格が決まっています。ハンドメイド市場などで販売されているものはそれに合うよう作られているのが多いです。
中に辞書が入ってるとは言われなきゃ分かりません(笑)。ハンドバッグのように子どもが持つ姿は、可愛らしいですね。
ペンや付箋が入れられる内ポケット付きも便利でいいですね。
簡単にまとめると…
・持ち手付き
・子ども(ママ)が好きなデザイン・柄
・付箋やペンを入れるポケット付き
・丈夫な生地で耐久性あり
・ワンタッチで開閉できる
といったポイントをおさえたものが人気です。また、勉学に役立つ学童品でもあるので、小学校入学祝いや進学祝いにもおすすめです。詳しく説明していきます。
1、辞書バッグはとても便利
辞書バッグをいったん使い始めると、その便利さに手放せなくなる小学生(とその親御さん)も多いです。兄弟のいる家庭では、上のお子さんで抜群の使い勝手を知り、下のお子さんにも当然のように買ってあげるという人も。では具体的に「何がそんなに便利なのか!」実際に辞書バッグをつかう子ども目線でまとめます。
①(持ち手付きの場合)持ち運べる
重たくてかさばる辞書類は、きほん学校に置きっぱなしです。それもそのはず、何かと荷物が多い小学生のランドセル容量は限られています。しかし、持ち手付きの辞書バックなら手軽に持ち運べるので、学校と家との往復に便利です。
②(持ち手付の場合)机の脇にかけられる
持ち手付きなので、使わない時はひょいっと机の脇にかけられます。いちいち本棚や収納棚にしまわなくていいですね。ちなみに、机の横にかけるので持ち手はあまり長くないほうがいいです。またフックのサイズにもよりますが、持ち手の幅が太すぎるとフックにひっかかりにくく使いにくいです。
③辞書(とくに外箱)をキレイな状態でキープできる
辞書を買うとついてくる「外箱」と「ビニールカバー」。どうしていますか?つけたまま使っていますか?…辞書本体を保護するためにあるのでしょうが、「買ったら即取り外す」人も案外多いようです。理由は「外箱」にしまわない方が辞書をすぐに引ける、またビニールカバーも外してしまったほうが手になじんで使いやすい、からだそうです。
辞書バッグに入れるなら、ビニールカバーは取り外してもつけておいてもどちらでもいいのですが、「外箱」は不要になります。つまり、「外箱」への出し入れの手間が省けるうえに、辞書本体をキレイな状態で使えるという利点があります。「外箱」って使い続けるうちに、見るも無残なくらいボロボロになりますよね。もし、ゆくゆくは辞書をリサイクルに出品したい、誰かに譲りたいと考えるなら、きれいな状態で別に「外箱」を保管しておけるのはいいですね。
④使いたいときにすぐに使える
辞書バッグに辞書をセットしておけば、「外箱」への出し入れがないのはもちろん、開閉すればすぐに辞書が使えるのでストレスフリーです。ワンアクションです。フックにかけられる持ち手付きなら、学習机の脇にかけておけます。好奇心旺盛で知りたいことがたくさんある小学生にとって、間違いなく重宝するアイテムですね。
⑤(内部ポケット付きの場合)ペンや付箋を入れておける
辞書で言葉を調べたらペンで線引きしたり付箋をはるのは、記憶の定着に役立つそうです(※詳しくはあとで紹介する「辞書引き学習」を参考に)。辞書バックには、内側に小さなポケット付きのものもあります。鉛筆、蛍光ペンや付箋をまとめて入れておけるので便利です。
⑥好きな柄だったら楽しく学習できる
「辞書バッグ」「辞書カバー」などで画像検索すると、子どもが大好きなキャラクター物や女の子に人気のガーリー・パステル系、またデニム地や迷彩柄といったシンプルでカジュアルなものなど種類も豊富です。自分のお気に入りの柄だったら勉強時間も楽しくなるし、どこへでも持って行きたくなるのではないでしょうか。
⑦賢くなれる
「辞書がより身近になる」便利な辞書バッグがあれば、「知らない言葉はすぐ調べよう、自分で調べよう」という子どもたちの学習習慣を促進してくれます。身近な大人にとって、好奇心の塊である子ども達から「〇〇って何、どんな意味、なぜ、どうして?」などの質問攻めにあうのは喜ばしいことである反面、そのつど質問に答えるのは大変ですよね。まずは「自分で調べてみる」習慣が身についてくれたら周りの大人も楽ですし、自立学習の礎にもなります。その意識を早いうちから芽生えさせるためにも、周りの大人は辞書バッグなどの便利グッズは積極的に子どもに与えたいものです。結果的に、どんどん自分で学びとる賢い子どもに育つでしょう。
教育現場でもその有益性がみとめられているようです。神戸市立御蔵小学校では、5年生の家庭科実習で「辞書バッグ」を作る取り組みをされています。自分で作った辞書バックなら愛着もさらにアップするのでどんどん使いたくなるでしょう。いいアイディアですね。
2、ママたちの喜びの声
辞書バッグが生み出された背景には、ママたちの想いがあります。子供たちに「知らない言葉があったらまずは自分で調べてほしい」「どんどん辞書を使ってほしい」というママたちの熱い想いです。
ただこれまでのスタイルだと、「辞書を引く」行為自体がけっこう面倒なものでした。
- 重い辞書を本棚など収納場所から持ってくるのが大変
- (「外箱」にしまっている場合)出し入れが手間
- (いつでも使えるようにと)机に置きっぱなしにするには大きくて邪魔
- (いつでも使えるようにと)机に置きっぱなしにするにはインテリアを損なう
などいくつか問題点が…。
それらを解決すべく、小学生の子を持つ現役ママたちが作ったのが辞書バックです。今ではかなり浸透してきましたが、その支持される理由を挙げると…、
1、子どもが辞書をどんどん使ってくれるようになった
「調べたい」から「調べる」までが、ワンアクションでできることはやはり重要です。「ストレスフリーなので子ども達が自らどんどん辞書を使ってくれるようになった」とママさんたちの喜びの声が聞かれます。
2、子どもの自立学習に役立っている
辞書を引く習慣が身につくことで、自立学習の土台とも言える「まずは自分で調べて解決しようとする」姿勢が子ども達に備わってきたとの意見も。
3、机に置きっぱなしOK、リビング学習に最適
最近は通販やハンドメイド市場での辞書バック販売も増えてきました。デザイン・柄もバリエーションゆたかに揃っています。子ども達が気に入るだけでなく、ママさん達の好みで選ばれることも多いようです。特にリビング学習を取り入れているご家庭では置きっぱなしにしても問題ない、インテリアに馴染むオシャレなデザインのものが人気です。
4、入学祝い・進学祝いとして
我が子のためだけでなく、小学校の入学祝いや進学祝いに贈る人もいるようです。入学祝いの定番である手提げバッグや時計、筆記用具などは他の人とかぶる心配もありますが、辞書バッグはまだそこまで知れ渡っていません。学習に役立つ便利品ですし、何よりまだ珍しい品なので「おっ」と驚き半分に喜んでもらえるのではないでしょうか。また、相場1500円~3000円ぐらいと、気を遣わせない程度の金額なのもプレゼントにおすすめのポイントです。
まとめ
本記事では、SNSやハンドメイド市場などで話題になっている「辞書バッグ」についてまとめました。
これまでの辞書の使い方をくつがえす、たいへん便利で画期的なものだと言えるでしょう。加えて子ども達の「自律的な学び」につながるとても有益なものです。これからもっともっと広まっていってほしいと思います。
最後に、購入を考えている方や手作りしたいと思われている方のために!
「使いやすい!」人気のタイプをおさらいすると、
- 持ち手付きで、持ち運べるもの
- 丈夫で耐久性があるもの
- 内側にペンが付箋が入れられるポケット付き
- 好みのデザイン&柄で勉強が楽しくできるもの
となります。自分の子供用としてだけでなく、小学生のいるご家庭への入学や進学ギフトにも使えるのでぜひ参考にしてもたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうざいました。