2020年9月13日、家族で佐賀県唐津市の唐津城を訪れました。白い天守閣と大きな石垣だけでなく、地下道の唐津くんちの絵、藤棚、記念撮影コーナー、お土産売り場など、思い出をたどると見どころが次々に出てきます。
その日は曇り空。藤の花も季節外れで見られませんでしたが、唐津湾を見渡したり、虹の松原を実際に車で走ったりと、唐津らしい景色をたっぷり楽しめた一日でした。写真を中心に、当日の様子と今役立つ観光情報をまとめます。
※この記事は2020年の訪問記録です。館内の展示・撮影コーナー・商品は当時の様子で、現在も同じ内容とは限りません。
唐津城の前にある木の橋「城内橋」も見どころ
唐津城のそばで目を引いたのが、木の色を生かした欄干の橋。写真に写るのは城内橋(じょうないばし)です。両側に吊り灯籠のような街灯があり、どこか城下町らしい雰囲気でした。


城内橋は、町田川と松浦川が合流する付近に架かり、城内地区と外町を結ぶ歩行者・自転車用の橋です。国土交通省の資料には、長さ約102m・幅約3mとあり、欄干の木材や石張り、照明に景観への工夫が見られます。
お城そのものだけでなく、城のすぐそばの橋や水辺に目を向けるのも、唐津散策の楽しみ方のひとつです。
地下道では「唐津くんち」の曳山に出会えた
城に向かう途中、地下道を通りました。タイル張りの通路には、唐津の伝統行事「唐津くんち」にちなんだ絵が飾られていました。


写真に写っているのは、唐津くんちの七番曳山「飛龍(ひりゅう)」。大きな目に長いひげ、鮮やかな飾りが印象的で、通り道でも足を止めて見たくなります。
唐津くんちは毎年11月2~4日に行われる唐津神社の秋の大祭。14台の曳山が町を巡ることで知られています。今回の訪問は9月なので、お祭りの当日ではありません。それでも地下道の絵から、唐津の祭り文化に触れられました。
舞鶴公園の石段を上って、藤棚へ
唐津城の周囲は舞鶴公園として整備されています。案内図を眺めると、天守閣までの道だけでなく、緑の中を歩ける場所もあります。


石垣に挟まれた石段は、上を見上げるだけでも迫力があります。階段を一段ずつ進むと、石の大きさや積み方が近くでわかるのも面白いところでした。
藤の花は見られなかったけれど、藤棚の大きさにびっくり
藤棚に着くと、頭上には太い枝とつるが広がっていました。ただ、訪れたのは9月。薄紫色の花房はなく、満開の藤を見られなかったのは少し残念でした。


唐津城周辺の藤は、例年4~5月ごろが見頃と案内されています。写真の看板には、2020年当時の藤の樹勢回復に関する説明もありました。今度は花が咲く季節に、ぜひ見てみたい景色です。
間近で見る唐津城の石垣がすごい!
石段の先で存在感を放つのが、天守閣の下に積まれた大きな石垣。近づいて見上げると、石がびっしりと組み合わさっている様子に圧倒されます。


唐津城は寺沢広高によって1602年から7年をかけて築城されたと伝わります。現在の天守閣は江戸時代から残る建物ではなく、1966年に文化観光施設として建てられたものです。城跡の歴史と昭和に建てられた天守閣、その両方を知って見ると印象も変わります。
ちなみに、唐津城は「舞鶴城(まいづるじょう)」とも呼ばれています。松原を羽ばたく鶴の翼に見立てたことが名前の由来。あとで眺める虹の松原と、お城の呼び名がつながるのも面白い発見でした。
大きな石垣を見て「お城はどんな工夫で守られていたのだろう?」と気になったら、マンガでお城のしくみを学べる本もあります。
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記念写真も一枚。2020年9月13日という日付入りの案内板が、訪問記録らしい一枚になりました。掲載用には子どもの顔をスタンプで隠しています。
天守閣の中にはアプリ案内、記念撮影、キャラクターグッズも
唐津城は外観を眺めるだけでなく、館内にも立ち寄りました。2020年の写真には案内板や記念撮影コーナー、キャラクターパネル、お土産売り場などが残っています。

唐津城アプリの案内があった

当時の館内には「唐津城アプリ」を案内する看板がありました。唐津市の案内によると、アプリは展示物の解説や動画、展望フロアでのARパノラマ案内などに対応しています。利用する際は館内の最新の案内を確認すると安心です。
キャラクターパネルと記念撮影

館内にはキャラクターの等身大パネルもあり、写真を撮れるスペースになっていました。お城の歴史を学ぶだけでなく、こうした楽しい寄り道があると子どもも飽きずに過ごせます。
コミック風の「唐津城訪問記念」写真が作れた!


撮影コーナーでは、家族の写真を組み合わせてコミック風の記念画像を作ることができました。完成画像には「KARATSU!!」の文字や唐津城、唐津湾の風景、そしてかわいらしいキャラクターも登場。日付が入った、ちょっと特別な旅の記念になりました。
画像に登場するのは唐津城のマスコット「唐ワンくん」。2008年の唐津城築城400年記念事業をきっかけに誕生したキャラクターで、兜をかぶった姿が特徴です。子どもと一緒に見つけてみるのも楽しいですね。※撮影機能や展示は2020年当時のものです。現在の設置・利用可否は別途ご確認ください。
お土産売り場にも立ち寄り

お土産売り場には、地域のキャラクターや作品のグッズがずらりと並んでいました。棚に並ぶ缶バッジやキーホルダーを見ていると、お城を見学した後にも別の楽しみが続きます。写真に写っている商品や価格は2020年のものです。
唐津城の高い場所から見た唐津湾と虹の松原
館内を巡ったあと、特に印象に残ったのが高い場所からの眺め。曇り空でしたが、町並みや海、橋、松林まで見渡せました。

街の建物や道路が小さく見え、唐津城が町と海を見渡せる位置に建っていることがよくわかります。


視線を移すと、海の向こうに島が見え、別の方向には橋と住宅地が広がります。海がすぐ近くにある唐津城ならではの景色です。

湾に沿って弧を描く砂浜と、その奥に続く松林が虹の松原です。写真だけでも海岸線の曲線がよくわかります。
虹の松原を、実際に車で通り抜けた
高いところから見下ろした虹の松原。その松林の中も、実際に車で通りました。上から見ると緑の帯だった松林も、中に入ると景色が一変。道路の両側を大きな松が囲んでいて、松のトンネルを走るような感覚でした。


虹の松原は日本三大松原のひとつで、海風や砂から土地を守るために植えられた歴史があります。車で通り抜けながら「この松は何本くらいあるんだろう?」と考えるだけでも、自然への興味が湧いてきます。
※車内から撮影した2020年当時の写真です。走行中の撮影は運転者が行わず、安全に配慮してください。
唐津城のほかにも呼子や有田など、佐賀県内のお出かけ先を調べたいときには、旅行ガイドも参考になります。
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子どもと唐津城を観光するときのポイント
- 登城口から天守閣までの石段は222段。石段を使わずに上がる舞鶴公園エレベーターもあります。
- 天守閣の建物内にはエレベーターがなく、地階から5階展望所まで階段があります。小さな子どもや足元に不安がある場合は予定を調整しましょう。
- 藤の花を見るなら春(例年4~5月)。今回の9月訪問では葉が茂る藤棚でした。
- アプリ・記念撮影・キャラクター展示・売店の商品は変更されることがあります。今回の館内写真は2020年当時の記録です。
- 唐津城の高台から見た虹の松原を、車で実際に通ると、違った目線で景色を楽しめます。
唐津城の基本情報(2026年10月確認)
| 所在地 | 佐賀県唐津市東城内8-1 |
|---|---|
| 通常開館時間 | 9:00~17:00(最終入館16:40) |
| 休館日 | 12月29日~31日 |
| 天守閣入場料 | 一般500円/小中学生250円/未就学児無料 |
| 舞鶴公園エレベーター(片道) | 一般100円/小中学生50円/未就学児・70歳以上無料 |
| 公式サイト | 唐津城公式サイト |
※開館時間・料金は2026年10月に確認した情報です。訪問前に唐津市の利用案内で最新情報を確認してください。
まとめ|唐津城は「歴史・遊び・景色」を一緒に楽しめる場所
大きな石垣や天守閣を見上げるだけでなく、地下道の唐津くんちの絵、藤棚、唐ワンくんの登場する記念写真など、2020年の唐津城は家族での発見がたくさんあるお出かけでした。
藤の花を見られなかったのは少し残念でしたが、橋や石垣を歩いて眺め、唐津湾の景色を楽しんだあと、虹の松原の中を実際に車で通ったのもよい思い出です。次に訪れるなら、藤の季節の景色も見てみたいと思います。
唐津でのお出かけの記事は、ボートレースからつでボルダリングに挑戦した記録もあります。
