溝口竈門神社へ子どもと行ってみた!鬼滅の刃の聖地と話題の神社を写真で紹介【福岡・筑後】

「近くに『鬼滅の刃』の聖地って呼ばれている神社があるんだって!」。そんな話をきっかけに、子どもたちと訪れたのが、福岡県筑後市の溝口竈門神社(みぞぐちかまどじんじゃ)です。

当時、わが家の子どもたちは『鬼滅の刃』に夢中。大きな観光施設を想像して出かけたのですが、実際に訪ねてみると、田園地帯の中にある歴史の長い、落ち着いた神社でした。

今回は2020年ごろに家族で訪ねたときの写真と体験談をもとに、見どころや駐車場、なぜ「聖地」と話題になったのかをご紹介します。なお、作品の公式なモデル・舞台として認定されているという意味ではありません。

目次

きっかけは「恋ぼたる」で見つけた案内地図

この日、先に立ち寄っていたのは筑後市の川の駅船小屋「恋ぼたる」。そこで近隣スポットを紹介する地図を見つけました。

ニュースで溝口竈門神社の話題を知っていた娘は、地図を見て「え!こっから近いの!ぜったい行く行く!」と大喜び。急きょ車で向かうことになりました。

こういう寄り道も、家族のお出かけの楽しさですね。予定を詰め込みすぎないと、子どもたちの「行ってみたい!」に乗れることがあります。

今回のお出かけのきっかけになった『鬼滅の刃』。これから作品を読んでみたい方には、物語の始まりを描いた原作コミック第1巻があります。

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田園風景の向こうに見える溝口竈門神社周辺
神社に向かう途中、車窓から見えた田園風景

車窓には、のどかな田園風景。立派な神社が突然現れるような場所ではなく、地域の暮らしの中に昔からある神社なんだな、と感じます。

溝口竈門神社の場所・アクセス・駐車場

溝口竈門神社は、福岡県筑後市溝口にあります。太宰府市の「宝満宮竈門神社」とは別の神社なので、検索するときは「筑後市」「溝口」を一緒に入力するとわかりやすいです。

  • 住所:〒833-0012 福岡県筑後市溝口1553
  • 車:九州自動車道・八女ICから約10分、国道209号線「船小屋」交差点から東へ約5分(筑後市観光協会の案内)
  • 公共交通:JR・九州新幹線「筑後船小屋駅」からタクシーで約10分。観光案内所からレンタサイクルを利用する方法もあります。
  • 駐車場:筑後市観光協会の案内では約30台。混雑状況や利用方法は訪問前に最新情報をご確認ください。

最新のアクセスや授与品の案内は、筑後市観光協会「溝口竈門神社」特集ページが参考になります。

溝口竈門神社の入口に建つ白い鳥居
道路沿いに立つ神社の鳥居
溝口竈門神社の文字が彫られた鳥居の神額
鳥居には「竈門神社」の文字

神社の入口に立つ白い鳥居。見上げると、ちゃんと「竈門神社」の文字がありました。漫画でなじみのある名前だけに、それだけでも子どもたちはちょっと特別な気分だったようです。

溝口竈門神社の訪問当時の駐車スペース
訪問当時の駐車スペース。混雑状況は現在と異なる場合があります

私たちが訪ねたのは日曜日の午後。境内近くには車が何台も停まっていて、空きを見つけたときはホッとしました。写真の混雑状況は訪問当時のものです。現在の駐車台数や混み具合とは違う場合があります。

鳥居をくぐると、緑に囲まれた静かな境内

鳥居の先に続く溝口竈門神社の参道
鳥居を抜けると境内へ続く参道が見えました

入口の鳥居をくぐって進むと、もう一つの鳥居や木々に囲まれた参道が見えてきます。外からはこぢんまりした神社に見えたのですが、中に入ると想像していた以上に緑が豊かでした。

木々に囲まれた溝口竈門神社の楼門
大きな木々に囲まれた楼門

特に目を引いたのは、古い楼門と、その周りに立つ大きな木々。頭上を覆う枝を見上げるだけでも、長い年月を感じます。

溝口竈門神社の境内にそびえる大木
境内で印象的だった大きな木

筑後市では、境内の樹木を「竈門神社社叢(しゃそう)」として市の天然記念物に指定しています。観光スポットとしてだけではなく、地域の自然や歴史が守られている場所でもあるんですね。

木々の奥に建つ溝口竈門神社の拝殿
落ち着いた雰囲気の拝殿
溝口竈門神社の社殿の屋根と木組み
社殿を近くで見ると木組みも印象的でした

拝殿をお参りしながら、屋根や木組みもじっくり眺めました。子どもたちが好きな作品をきっかけに訪れた場所ですが、実際には神社そのものに目を向ける時間になりました。

帰ってから発見!写真に写っていたもう一つの鳥居

この日、少し不思議だったことがあります。神社では鳥居を二つ見たつもりだったのに、帰宅後に写真を見返していると、駐車場側の奥にも別の鳥居が写っていたのです。

駐車場の奥にある別の鳥居に丸印を付けた写真
帰宅後に見直した写真。右奥にもう一つの鳥居が写っています

「あれ? ここにも鳥居があったんだ!」。気づくのが遅く、当日はその鳥居を詳しく見ていません。昔の参道につながっていたのか、いつからここに立っているのか……。後から疑問が増えるのも、旅の面白さです。

元の記事では大正時代の建立と伝えられることにも触れていましたが、私自身が刻字を確認できていないため、ここでは年代を断定せずにおきます。

なぜ「鬼滅の刃」の聖地として話題になったの?

そもそも、どうしてこの神社が『鬼滅の刃』と結びついて話題になったのでしょう。筑後市観光協会の紹介を読むと、ファンの間で注目された理由がいくつか挙げられています。

  • 主人公の名前と神社名:主人公は「竈門炭治郎」。神社にも「竈門」の字が使われています。
  • 「溝口少年」という呼び間違い:作中で煉獄杏寿郎が炭治郎を「溝口少年」と呼ぶ場面があり、「溝口竈門」と重なるとファンの間で話題になりました。
  • 鬼門と神社の歴史:観光協会によると、神社はかつての溝口城の鬼門にあたる場所に移されたとされています。
  • 彫刻や鳥居の雰囲気:社殿の彫刻や境内の鳥居が作品の世界観を連想させる、という声もあります。

ここで大切なのは、これらはファンの方々による連想・考察であって、作品の設定との公式な関連が確認されたものではないということ。筑後市観光協会も、その点を注記しています。

わが家にとっては、「本当の聖地かどうか」を決めることより、子どもたちが好きな物語をきっかけに、知らなかった神社へ足を運べたことがよかったなと思います。

作品にすっかり夢中になったら、登場人物の設定や物語の世界をさらに楽しめる公式ファンブックもあります。神社との関連を解説する本ではありませんが、ファンには気になる一冊です。

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実は1000年以上の歴史がある神社

観光協会によると、溝口竈門神社は1014年に筑前国の竈門山から勧請されたと伝わり、もともとは溝口地区の別の場所に祀られていました。その後、溝口城の鬼門にあたる現在の場所へ移されたとされています。

2020年ごろは人気作品とのつながりで訪れる人も多かったようですが、地域の人たちが守ってきた歴史はそれよりずっと長いもの。境内の木々や建物を見ながら、そんな背景を知ると景色の見え方も変わってきます。

また、秋には五穀豊穣や疫病退散を祈る「千灯明祭」という伝統行事も行われています。2026年は9月19日に開催されました。次回の開催日や見学については、筑後市観光協会の公式案内で確認してください。

当時は家族連れやファンの姿も。今とは違うかもしれない風景

訪問当時の境内に停まっていたかき氷の販売車
当時はかき氷の販売車も来ていました

私たちが訪ねた日は、地元の方らしい人だけでなく、家族連れや若い人の姿も見かけました。かき氷の販売車まで来ていて、「ここも話題のお出かけ先になっているんだな」とちょっと驚いたのを覚えています。

ただし、これは当時の写真と体験談です。現在も出店がある、いつ行っても賑わっている、という意味ではありません。静かな神社を想像して、参拝のマナーを守って訪れたい場所です。

親子で行くなら知っておきたいこと

  • 公共交通だけで向かう場合は、筑後船小屋駅からのタクシーやレンタサイクルを含めて計画すると安心です。
  • 境内は歴史のある神社です。写真撮影や会話の声量に配慮し、参拝される方や地域の方の妨げにならないようにしましょう。
  • 駐車場や授与所の案内は変わることがあります。訪問当日の情報を観光協会で確認してください。
  • 同じ名前の「竈門神社」でも、筑後市の溝口竈門神社と太宰府市の宝満宮竈門神社は別の場所です。

お出かけをきっかけに、物語を読む楽しみも

漫画だけでなく文章で物語を楽しんでみたい子には、集英社みらい文庫の『鬼滅の刃』ノベライズという選択肢もあります。好きな作品が、読書への入り口になったらうれしいですね。

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※今回のAmazonの商品リンクは電子書籍版です。紙の本をお探しの場合は、各ショップで商品仕様をご確認ください。

まとめ|好きな作品が、知らない土地への入口になった

この日は、娘の「ぜったい行く!」の一言から始まった思いがけない寄り道でした。

子どもたちにとっては『鬼滅の刃』の名前にひかれて出かけた神社。でも実際に足を運んでみると、迫力ある大木、静かな参道、長い歴史、帰ってから気づいた鳥居など、作品とは別の発見がいくつもありました。

好きなものがきっかけで、これまで知らなかった場所に興味が向く。そんな小さな広がりも、家族のお出かけのいいところだなと思います。

福岡の歴史を感じる親子旅なら、「令和」ゆかりの大宰府政庁跡・坂本八幡宮を歩いた記事もあわせてどうぞ。

※この記事は2020年ごろの訪問記録を、2026年10月に再編集したものです。作品と神社の関連についてはファンの考察として紹介し、アクセス・由来などは筑後市観光協会・筑後市の公式情報を参照しています。

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