冬になると目にする、雪の結晶の繊細な模様。きれいだなと思う一方で、「本物はどんな形をしているんだろう?」「子どもと一緒に見てみたい」と思うこともありますよね。
そんなときに役立つのが写真絵本や図鑑、雪の結晶の写真集です。雪が降らない地域でも、ページをめくれば小さな雪の世界をじっくり楽しめます。
この記事では、出版社の紹介情報をもとに、年齢や目的に合わせて選びやすい本をまとめました。実際にすべてを読んで比較したレビューではありませんが、選ぶときの参考になればうれしいです。

雪の結晶の本は「見る」「知る」「観察する」で選ぼう
雪の本といっても、写真を眺めるタイプもあれば、なぜ六角形になるのかを詳しく解説するものもあります。難しい本を選ぶ必要はありません。まずは子どもの「これ、見たい!」に合う一冊を見つけるのがいちばんです。
| こんなふうに楽しみたい | 選び方 |
|---|---|
| 小さな子と写真を眺めたい | 写真が中心で、言葉が短めの絵本 |
| 小学生と仕組みを知りたい | 写真と図解のある科学絵本 |
| 自由研究や観察に使いたい | 観察方法・分類が詳しい図鑑 |
| 大人も写真を楽しみたい | 美しい写真が多い写真集 |
親子で楽しみたい、雪の結晶の本3冊
『きらきら』|写真と言葉を楽しむ絵本
谷川俊太郎さんの言葉と、吉田六郎さんが撮影した雪の結晶写真で構成された絵本。アリス館の紹介では、3歳からが目安です。
約30点の写真を眺めながら、難しい説明よりも「きれい」「こんな形があるんだ」という発見を楽しみたいときに。小さな子との冬の読み聞かせにも選びやすそうです。
出版社:アリス館/ISBN:9784752004219
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『ゆきのけっしょう』|雪の形が気になり始めた子に
武田康男さんが監修・写真を担当し、小杉みのりさんが構成・文を手がけた写真絵本。雪の結晶ができる仕組みを、美しい写真とやさしい言葉で紹介しています。
「本物の結晶って、こんなに小さいの?」といった疑問にもつながる一冊です。大阪府立図書館の子ども向け調査ガイドでも、低学年からの本として紹介されています。
出版社:岩崎書店/刊行:2019年12月
大阪府立図書館の雪の調査ガイドを見る
『みんなが知りたい!雪の結晶のすべて』|じっくり調べたい小学生に
2026年に刊行された、亀田貴雄さん監修の雪の結晶の本です。形の決まり方や種類ごとの特徴、観察・撮影の方法など、調べ学習に役立つ内容を写真と図解で扱っています。
「なんで六角形なの?」「本当に自分でも観察できる?」という疑問が深まってきた子に向いていそう。小学校の自由研究を考える際にも候補になります。
出版社:メイツ出版/ISBN:9784780431209
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写真をじっくり楽しみたい人向けの本も
大人も一緒に楽しむなら、ケン・リブレクトさんの『雪の結晶 小さな神秘の世界』という写真図鑑もあります。河出書房新社の紹介では、雪の結晶の写真が250点以上掲載されています。
以前の版(ISBN:9784309252261)は品切れですが、2019年刊の新装版(ISBN:9784309256429)は、2026年10月時点で出版社から在庫ありと案内されています。購入する場合は版や在庫状況を確認してください。
出版社:河出書房新社/新装版ISBN:9784309256429
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本を読むだけじゃない!雪の結晶をもっと楽しむ方法
雪が降る日は、見つけた形と本の写真を見比べよう
本で気に入った形を見つけたら、雪の日に黒い布で結晶を受け、ルーペでそっと観察してみるのも楽しそうです。実物が本のようにきれいな星型とは限りませんが、その違いこそ発見。
寒さや足元には十分注意し、無理のない短時間で。雪が少ない地域なら、写真を見ながら結晶の模様を描いたり、紙を折って切り絵にするだけでも楽しめます。
中谷宇吉郎 雪の科学館の展示を見てみる
もう少し深く知りたいなら、石川県加賀市にある中谷宇吉郎 雪の科学館の公式サイトも参考になります。雪の研究で知られる中谷宇吉郎さんの言葉や研究に触れる入り口になります。

訪問を考える場合は、開館日や展示内容を公式サイトで確認してください。
まとめ|雪の結晶の本から「なんでだろう」を広げよう
雪の結晶の本を選ぶなら、まずは写真を楽しみたいのか、仕組みを知りたいのか、実際に観察したいのかを考えてみると選びやすくなります。
気になる本があれば、図書館で一緒にページをめくってみるのもいいですね。雪が降らない日でも、「こんな形があるんだ!」という驚きから、冬の楽しみがひとつ増えるかもしれません。
